POST: 2023.04.10 09:10
4月10日毎日新聞
鈴木永
選挙は蓋を開けてみないと解らない。天の声もたまには間違えることもある。無関心の人はそのまま眠っていてくれ。選挙に絡む迷言はたくさんある。まずは、候補者の皆さんお疲れ様でした。勇気をふるって立候補してくれたことに感謝いたします。ただ、その勇気に43%の投票率でしか答えられなかった市民としてお詫びいたします。全国的に見て戦後最低の投票率とか政治家を批判する前に市民として考える事はたくさんあると思う。有権者の半分に満たない人しか選挙にいかななかったと言うことを考えなければと思います。1票の格差の前に私たちは1票の重さを考えないといけない。ちなみに陸前高田市の今回の市長選の投票率は79%でした。当選された議員の皆さんおめでとうございます。四年間よろしくお願いいたします。内閣支持率が38%まで落ちてきた、ウクライナ訪問で持ち直したのに、「異次元」が当てにならない。不支持率が45%になった。
毎日新聞、4月10日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・木戸哲
【維新伸長で自民に警戒感】
9日は第20回統一地方選の投開票日。注目されていた大阪府知事・大阪市長のダブル選は「大阪維新の会」が完勝しました。自民党が分裂した奈良県知事選でも日本維新の会公認候補が初当選。大阪以外で維新公認候補の知事が初めて誕生する結果となり、自民は次期衆院選に向けて警戒感を募らせています。唯一の本格的な与野党対決となった北海道知事選は自公系が勝利し、野党連携の課題が浮き彫りとなりました。2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致の是非が争点となった札幌市長選では、招致を進めてきた現職が3選を果たしましたが、投票行動調査では招致に「反対」が「賛成」を大きく上回る結果に。「札幌五輪」が信任されたとは言い難い結果となりました。