POST: 2023.08.11 17:11
8月11日毎日新聞
鈴木永
8月15日が近づくと戦争の話がたくさんある。ミッドウェー攻撃の前に輸送団として任務に就いた、あけぼの丸、米国の攻撃を受けてミッドウェーの前に沈められている。タンカーである船に積まれていた武器は日露戦争で使われていた大砲一門だけ、日露戦争では航空機がいなかったので武器としてほとんど役に立っていない。ミッドウェーで亡くなった日米の戦死者はおよそ3100名、
特攻で亡くなった人3948名戦艦ヤマトの沖縄作戦で亡くなった人3056名沖縄戦で亡くなった人23万人日本人で戦争で亡くなった人310万人そしてそのほとんどが戦争末期に亡くなっていると言うことを考えると戦争と言うことがいかに愚かな事かがわかる。そして今は年間3万人の自殺者が出ている。異次元の少子化対策の前に自殺する人を一人でも少なくする対策をとりましょう。総理、僕たちは戦争を生き延びてきた人の子孫です。その子孫を自殺で亡くさない社会を作ることが僕たちに課せられたことです。
広島の原爆慰霊で子ども代表が「生き延びてくれてありがと、あなた方が生き延びてくれたから新しい街が・・・」と挨拶をしていました。もう一度、戦争で亡くなられた世界中の人と今も戦争で亡くならている人のご冥福と一日も早くこの世界から戦争がなくなることを祈りたい。
毎日新聞、8月11日朝刊「今日のイチオシ!」 地方部長 坂巻士朗
【ハイサイおじさんの悲劇】甲子園のスタンドで、高校野球の沖縄県勢の応援曲としても演奏される「ハイサイおじさん」。少年とおじさんとの軽妙なやりとりを歌詞にして、陽気なメロディーに乗せた曲を耳にした方も多いと思います。しかし、明るい調子の曲の背景に、沖縄戦の悲劇があることはあまり知られていません。曲を作った喜納昌吉さんを記者が訪ねると…。全国の高校生たちへのアンケートを通して、戦争の記憶をたどる連載企画「みんなと知る戦争」の第1弾です。(1面、社会面)