POST: 2024.12.01 10:1
毎日新聞、12月1日付朝刊「今日のイチオシ!」鈴木永
今日から12月です。能登半島地震で始まった今年も残すところ一ヶ月です。事故や病気にならないように注意して過ごしましょう。新聞は読むところはお悔やみ欄だけだよね。とか色々言われますが、テレビ・ネットだけで情報や十分なんでしょうか。最近は水道水に含まれた有害物質PFASが注目を集めています。新聞の醍醐味は「調査報道」にあります。そして解説です。そしてネットやテレビに載ってこないニュースと話題です。今日の注目の記事もその一つです。新聞の発行部数も減っています。新聞の発行部数の全てが宅配ではありません。駅売り等の数も入っています。駅の売店で高く積まれた新聞や朝早く開いていたキオスクが今は、数が減ったり開店時間が遅くなっています。新聞を担いで駅のホームまで配達したり回収したりそんな光景も見かけることは無くなりました。そして宅内網を支える新聞販売店の模索も続いています。
毎日新聞、12月1日付朝刊「今日のイチオシ!」 デジタル編集本部長 柳原美砂子
【迫る/話せなくても表現できる 重度自閉症の高校1年生】神奈川県立あおば支援学校高等部1年の内田博仁(はくと)さん(16)=横浜市=は、重度の自閉症のため、言葉を口にすることができません。幼少から文字を打つ訓練を重ね、今ではタブレットを使って意思表示できるようになりました。文章を書くのが好きで、小学生になってからは作文コンクールへの応募を重ね、これまで10以上もの受賞歴があります。
母親が内田さんの能力に気づいたのは2歳半の時。両親は「博ちゃんが自分の思いや考えを表現できる方法を見つける」と決意し、伴走してきました。「障害がある人にも学ぶ充実感を得たり、表現する喜びを知ったりしてほしい」と夢を語る内田さんと両親の思いを取材しました。(一、三面)