POST: 2024.12.04 15:4
毎日新聞、12月4日朝刊「今日のイチオシ!」鈴木永
韓国は政治的な戒厳令、フランスは来年度の予算が通らず内閣総辞職か?ドイツはフォルクスワーゲンが長期のストライキに入っている。日本は国会を見ていると本当にこの人で大丈夫かと、思ってしまう。政治的に揺れ動いているのか世界が、来年に向けてどうなって行くのだろうか?トランプに揺れる前に自国は大丈夫なのかと、世界中が足元を見る年末が始まった。
今年、映画を見た「福田村事件」だ。きっと僕はあの自警団で暴行した側になっていたかも知れないと思ってしまった。100年前と今では違うが、僕は流されているかも知れない。そんな一方的な情報や流言に流されるのも100年前も今も同じかも知れない。SMSだけで情報を自分の信じる物だけでは、又、同じ事を繰り返してしまうかも知れない。そんなことを戒めにしておきたい。
毎日新聞、12月4日朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 木村哲人
【 関東大震災 / 被災朝鮮学生 国が調査した史料見つかる 】
1923年に発生した関東大震災の直後、旧文部省(文部科学省)が「朝鮮学生救護部」を設置し、被災した朝鮮人学生の調査をしていたことを示す史料が残されていました。関東大震災では流言をきっかけに朝鮮人らが虐殺されました。史料からは、当時の政府が朝鮮人学生に食料配布などの支援をする一方で、迫害が民衆運動に発展することを恐れ、警戒を強めていた様子がうかがえます。
史料の表題は「関東大震災被害状況調査 鮮人学生救護一件書類」で、国立公文書館(東京都千代田区)が保管しています。救護部については朝鮮総督府がまとめた「震災事務報告」に部署名などの記載がありますが、調査の詳細は不明でした。(1面、3面)